イルカが人間に癒しを与えるのは事実ですが、その方法が非常に難しく、イメージに踊らされて、安易に選ぶアニマルセラピーではないようです。

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イルカの持つコミュニュケーション能力を利用するイルカセラピー

 

イルカの持つコミュニュケーション能力を利用して、自閉症患者の心の問題を解決する手助けをするとういうものです。

 

一緒にプールに入り、イルカと遊ぐことで、周りに対して無関心であった自閉症の子供が、イルカに対しては、イルカの気を引こうとし始めるからです。

 

 

ただ、イルカによるアニマルセラピーには、多くの問題点が指摘されています。

まず、日本国内の問題としては、イルカのイメージを利用して、無理やり捕獲した野生のイルカをプールで飼育し、アニマルセラピーという名前を語ったビジネスになりかねないということです。

 

そして、イルカは、映画に出てくるような、フレンドリーな生き物という側面だけではありません。

 

フロリダやハワイでは、野生のイルカに噛まれたり、突かれたりして、怪我人や死亡者が出たという事例もあります。
ハワイでは、野生のイルカと一緒に泳ぐために多くの観光客が訪れた為に、野生のイルカが激減し、数十年前から、イルカの近くに行くことを禁じているそうです。

 

イルカセラピー

また、アニマルセラピーの条件の一つに、セラピー中に動物が排泄をしないということがありますが、イルカのプールには、水の中にイルカの糞便が溶けて混ざっている為、不衛生です。

 

アメリカの有名なイルカセラピーの専門家は、それまでの自閉症の治療経験から、飼育されたイルカによるセラピーには反対しているそうです。

 

イルカが人間に癒しを与えるという事実は確かなことなのですが、その方法が非常に難しく、イメージに踊らされて、安易に選ぶアニマルセラピーではないということを知っておく必要があります。

 

また、数年前から、日本赤十字医療センターでは、水中出産を受け入れるようになっていますが、水中出産を、海でイルカと一緒に出産したという女性もいます。

 

水中での出産は、生まれてくる子供にとって、最も負担が少ない自然な出産であると言われていますが、野生のイルカと一緒に、海の中で出産するというのは、周到な用意と、周りの支援が必要です。